M&Aを行って他社の事業を吸収することによってさまざまなメリットやデメリットがあります。
実際にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
以下で見ていきましょう。
M&Aのメリットとは
M&Aのメリットとしては次のようなものがあります。
- すでに軌道に乗っている事業をスタートできる
- 新規事業を行うには実際に軌道に乗るのか、という不安材料も抱えたままのスタートとなります。
その不安もM&Aを行うことで払しょくすることができます。 - 節税対策
- M&Aを行う際に欠損金を抱えている企業を買収した場合には、その欠損金を引き継ぐことができます。
そのため、M&Aを行うことによって節税対策にもなります。 - 事業の拡大ができる
- 自社の弱点の改善や技術力の向上、そして事業の多角化などさまざまな点からM&Aは活用されます。
- 後継者問題の解決
- M&Aを行うことで売り手側は後継者問題を解決することができるようになります。
今まで後継者問題に悩んでいた企業がM&Aによって会社をつぶすことなく事業を継続できるようになります。
M&Aのデメリットとは
その一方でM&Aにはデメリットがあります。
具体的には、M&Aによって事業に効果が出ない可能性がある、ということあげられます。
実際に従業員が離職してしまったり、買収はしたものの売上が低迷してそのまま会社全体の売上を落としてしまったりということも考えられるのです。
その他にもM&Aを行った後に債務が明らかになるなどといったこともあげられますので、M&Aを行う際には十分注意をして契約、買収まで行うようにしましょう。
M&Aに関することは山名誠税理士事務所までお問い合わせください
山名誠税理士事務所ではM&A、事業承継等に関するご相談、税務相談を承っております。
M&Aでお悩みの際には、お気軽に山名誠税理士事務所にご相談ください。