M&Aに関する記事一覧/山名誠税理士事務所(大阪府大阪市)

M&A

企業再生や事業承継、事業拡大といった様々な場面で活用されるM&Aですが、いったいどのようなメリットが存在するのでしょうか。きちんとメリットを理解しておくことで、適切な経営判断を下せるように備えておきましょう。

〇メリット
M&Aにおいては、買手側と売手側の両者にメリットが存在します。
ここでは各々にとってのメリットを一点ずつご紹介します。

買手側:早期の事業成長が可能
M&Aにより企業を買収または統合した場合、買収取引企業が保有する不動産や設備をはじめ、人材や技術、販売網といったありとあらゆる有形・無形の資産を引き継ぐことができます。もちろん、契約次第ではありますが、大抵のM&Aではこうした企業の資産が買収の木庭となります。これにより買手側は早期に事業を成長させることができるのです。

売手側:廃業コストをかけずに済む
もし会社を終わらせる場合、通常であれば会社設備の処分費であったり賃貸しているオフィスの原状回復費が必要となります。ほかにも、廃業に伴う税務書類などの必要書類の作成や提出、解雇する従業員らへの補償など、対応しなければならない点は様々です。しかし、良い条件でM&Aを成立させることができれば、廃業コストをかけずに済む上、従業員の雇用などを保証することができます。また、事業の売却益を得ることができれば、引退後の生活資金として活用することができます。

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